平成23年度 柏崎の個性・魅力づくり調査研究業務委託事業報告会
「柏崎の個性・魅力づくり調査研究業務委託報告会」で青栁助手が発表
柏崎市による「大学・地域連携推進事業委託」に基づき、平成24年5月18日(金)、柏崎市役所4階大会議室において「柏崎の個性・魅力づくり調査研究業務委託報告会」が開催されました。
これは、柏崎市と地元二大学(新潟産業大学、新潟工科大学)との連携の一環として、毎年様々な分野で調査研究の委託を受けているものです。
【調査研究報告内容】 | |
新潟産業大学 | スポーツによるまちづくりを見据えた柏崎市における学校プールのあり方に関する研究 |
新潟工科大学 | 柏崎の地域特性を活かしたエネルギー・環境教育に関する調査提案 |
本学からは、平成23年度受託事業「スポーツによるまちづくりを見据えた柏崎市における学校プールのあり方に関する研究」について経済学部 青栁 勧 助手が発表を行いました。
プロ水球選手として海外を拠点に活動した経験を生かした今回の調査研究では、海外では学校の水泳授業は公共・共用のプールで行うことが標準であることに対し、日本では学校プールの普及率は昭和30年代の国策もあって世界でも類を見ない高い水準となっている状況下、現在その施設の老朽化による弊害(建て替えやメンテナンスの必要性)が今後学校設置者である地方自治体の財政を圧迫する問題が顕在化していることに着目しました。
これについて、柏崎アクアパークの平日午前における利用者数の統計と、水泳の平均授業時間の統計および他県の授業集中化の事例を紹介しながら、公共プールを活用した海外型の水泳授業の運営方法を提言し、この問題の解決の方策を探る報告を行いました。
また、平成24年度受託事業である「商店街の活性化に向けた研究~柏崎中心市街地に対する地元住民の利用動向・意識調査~」について、担当者である経済学部 渡邉 孝一郎 助教から概要の説明が行われました。