就職活動を始めるにあたって
新潟産業大学は、一人ひとりの個性を尊重し、
希望する業種への就職に向け1年次からきめ細やかなサポートを行っています。
自分は何に興味があり、どんな職業が向いているのか。そのためには今どんな勉強してどんな知識を得ればいいのか。キャリア形成は、修学と同様に4年間をかけて行う一大作業です。就職に関する疑問や不安などが生じたら、学年を問わず就職課に相談に来てください。本学では、4年間を通して就職活動に取り組む環境が整っています。
就職活動を始める前に、まず大事なことは、「自分はこれからどんな人生を歩みたいか」を考えることです。確かに皆さんを取り巻く最近の就職環境には厳しいものがあります。しかし、だからと言って最初から自らの可能性を狭め、ただ単に会社から内定を得ればよいというものではありません。
就職活動は、自分らしい人生を送り、自分を豊かにするためのものであるという認識が重要であり、その視点があるかないかで就職活動の結果に対する達成感や満足感が大きく異なります。
就職活動は、自らを省みて自分自身の人生を考える絶好の機会でもあります。時には周囲のサポートを頼り、助言に耳を傾け、あなた自身の夢の実現に向けた将来への行程と捉えて頑張ってください。
就職活動に関する注意事項
- 就職課掲示板は、登下校時に必ず見てください。
- ガイダンス、講座等、キャリア支援の行事には、必ず出席し、情報や知識の収集に努めてください。
- 提出書類の期限、面接の日時等約束した時間は厳守してください。
- 就職ガイドブックは、ガイダンス時に必ず携行してください。
- 「進路登録カード」提出後に、進路や希望職種、住所、携帯電話、メールアドレス等に変更が生じた場合には、速やかに連絡してください。
- 採用試験受験後は、速やかに就職課に報告してください。
- 採用試験の結果については、採否にかかわらず必ず就職課まで報告してください。内定した場合は必ず「就職内定届」を就職課に提出してください。
- 進路が確定したら、必ず就職課に報告して下さい。
個別相談
本学では、個別相談に特に力を入れています。就職は人生の中でも特に重要な選択の一つであり、そこに不安や悩みが生ずることもあるでしょう。これらの不安や悩みを解決するためにも、個別相談を積極的に活用してください。
個別相談での個人の秘密は厳守します。 またエントリーシート、履歴書、作文の添削、面接練習などを受け付けていますので、気軽に利用してください。
資料の閲覧
就職課には、全国の企業からの求人情報、各企業のパンフレット、各地で開催される合同企業説明会や公務員・教員採用試験等の情報を提供しています。また就職情報システムを利用することにより、本学に届いた全国からの求人票が、学内外問わずインターネットを通じて閲覧可能となっています。その他、就職活動ビデオ・DVD、会社四季報、就職対策本など企業研究のための豊富な資料が揃っていますので大いに活用してください。
WEB求人票システム
本学に届いている求人票を、どこからでもインターネットを利用して閲覧できるシステムです。求人票を閲覧することができるほか、最新の学内外の就職セミナー日程案内、公務員試験案内、会社試験案内など掲示板で確認することができます。
新潟産業大学がサポートする3つのキャリアデザイン
経済・経営・文化に関する専門知識はもちろん、実社会で即戦力となる「基礎力・応用力」を養成するカリキュラムやさまざまな「資格取得支援」、充実した「サポートプログラム」が、学生一人ひとりのキャリアデザインを支援しています。
1. 基礎力と応用力の養成
グローバル化する変化の激しい時代だからこそ、基礎的な学力・知識が必要とされています。そして基礎力の積み重ねが柔軟な発想力や問題解決能力といった、実社会で役立つ応用力を身に付けることにつながります。
新潟産業大学では「自ら学び、自ら考え、自ら行動する自立した人間の育成」を目ざし、通常3年次から始まるゼミナール(演習)形式の授業「基礎ゼミナール」を1年次から実施し、学生の主体的な授業参加を求めています。 また、「キャリアデザイン」や「キャリアデザイン演習」「ボランティア演習」などの授業をとおして、自分の考えをまとめ、伝える力や周囲の人と協力して目標を達成する力を、実習形式で身につけていきます。
2. 資格取得支援
自分の将来の目的に直結する資格の取得は、就職活動を有利にするだけでなく実社会に出てからも必ず役に立つ生涯の財産となります。大学生活の4年間は、ステップアップの絶好のチャンスです。
新潟産業大学は、「検定試験対策講座」「資格取得による単位認定」「資格取得奨励制度」等の資格取得支援を通じて、学生たちのスキル向上を積極的にサポートしています。
3. 就職サポートプログラム
一人ひとりの個性を尊重し、希望する業種への就職に向け、さまざまなサポートを行っています。
学年進行に応じたキャリア指導
本学では就職支援科目を各学年に配置し、1年次から全学年に明確な職業観を育むことに努めています。特に3年次には志望企業を想定した選考の模擬面接体験、業界職種研究、各種講座や演習など実践的なプログラムを多数用意し、受講生から高い評価を得ています。
キャリアポートフォリオの活用
学年個々に各年次の目標を設定し、1年間の活動を記録・整理・保管し、自己評価を行います。さらに、担任が面接で確認し、個別キャリア支援に生かします。この繰り返しが学生生活の質を高め、早期からの就業力育成に繋がり成果を上げています。
就職模擬試験
採用選考で必ず実施される各種筆記試験に向け、1年次から模擬試験を実施しています。
SPI試験対策模試とエントリーシート対策(自己表現テスト)では、専門講師による対策講座を設け、問題の解説と重点整理を行います。さらに、職務適性テストや内田クレペリン検査などの適性検査を実施し、自己分析と職業選択に役立てています。
公務員試験対策
公務員試験対策の鍵は、早期に準備を進めることです。公務員対策セミナーでは、一般行政職や警察官、消防官など、職種ごとに異なる試験範囲に向けた学習方法を専門講師が解説します。
WEBによる公務員対策講座は、教養試験突破に向けた動画視聴を特別価格で提供しています。
年3回実施している公務員対策模試は試験範囲と自分の弱点の把握に有効です。
徹底した個別指導
少人数ゼミナール教育を軸に、担当教職員が定期的な面談を行っています。
また、就職委員の教員と就職課職員、ハローワーク職員など経験豊かなスタッフが、学生一人ひとりの希望と適性に合った就職に向け親身な指導を行っています。
障がいのある方への就職支援
本学では、障がいのある学生の就職支援として、本人やご家族の考えや希望に寄り添い、安心して働ける就職活動の支援に努めています。その具体的な支援について以下をご覧ください。
- 本学学生は、障がい者支援等のキャリア教育(社会保障論、福祉住環境論、ボランティア演習等)科目の学修により、障がい者の理解・職業適性の把握等の推進を行っています。
- 行政や福祉団体、企業等の関係機関と連携し、障がい者向け求人情報等の提供を行います。
- 学生や保護者等の要望を聞き、就労体験(インターンシップ)ができる企業団体等の紹介、調整、開拓を行います。
- 障がいのある方が受けられる就職支援の情報提供等を行います。
- 障がいのある方の就職支援に際しては、特別に関係者の個人情報保護の観点から十分配慮し、丁寧に適切な方法で進めていきますので、ご安心ください。
〔参考資料〕
キャリア科目
本学では、学生が自らのキャリアを考える上で必要となる自己発見・自己理解を基に大学生活の目標を設定することができるように、キャリア科目を設置しています。キャリア科目は、学生が現代社会における就職環境・雇用環境の現況を理解し、年次を追って就職に対する意識や働くことへの意欲を高めるようにカリキュラムされています。
区分 | 授業科目 | 配当年次 | 内容 | 単位 |
---|---|---|---|---|
基礎科目・ キャリア科目 |
キャリアデザインⅠ キャリアデザイン演習Ⅰ |
1年 | 〇将来設計の重要性を学ぶ 1年次から配当され、早い時期から社会で求められる人材や社会の動き・仕組みを学びながら、自分自身の人生設計・キャリア形成を実現するために必要な知識を身につけます。 「キャリアデザイン」のテーマ
|
各2単位 |
キャリアデザインⅡ キャリアデザイン演習Ⅱ |
2年 | 各2単位 | ||
キャリアデザインⅢ キャリアデザイン演習Ⅲ |
3・4年 | 各2単位 | ||
インターンシップ | 3年 | 〇目指す業種を実際に体験 在学中に専攻分野や将来のキャリアに関連した就業体験を行います。 想像と現実の違いを認識し、自分の適性や到達目標を確認する絶好の機会です。 |
2単位 |
卒業生の声
Voice #07
学生生活で学んだことが今の仕事に役立っています!
飯田 元気 さん (写真後列右端)
JA柏崎勤務(2001年卒業)
現在の仕事は地域の方々と身近で触れ合い、地域に役立っていることを実感できます。新潟産業大学では、自分が学びたいことをつかみ取り、学んでいく面白さや、得た知識は社会にどう役立てられるかについて学びました。学生生活の中で幅広く経験したことが、今に生きていると思います。
▲本学卒業生の皆さん(後列左から、神林 吉則さん、大島 健太郎さん、武田 光さん、横田 直幸さん、鴨下 真龍さん、飯田 元気さん、前列左から、植木 寛利さん、山後 亜理紗 さん、木本 陽子さん)
Voice #06
幅広く学んだことが今の仕事に活きています
飯塚 香菜 さん (写真前列左)
柏崎信用金庫事務部勤務(2006年卒業)
企業の給与振り込みや小切手の現金化などを担当しています。大学では地域社会や経済学を学び、今の仕事に興味を持つようになりました。語学、社会学、資格など、幅広く学んだことが今に活きていると思います。
▲本学卒業生の皆さん(後列左から水澤 豊さん、阪田 和也さん、池原 俊介さん、猪爪 新太郎さん、今井 信行さん、廣川 功一さん、桑野 勲さん、池田 直人さん、前列左から飯塚 香菜さん、高橋 真理恵さん)
Voice #05
充実した学生生活は社会人となった現在も活かされています!
木村 栄記 さん
柏崎市ガス水道局勤務(2015年卒業)
柏崎市ガス水道局お客様サービス課で広報や契約業務の仕事を行っています。大学時代は水球部に所属していたこともあり様々な経験をしました。そんな経験を通じて人と繋がることの楽しさと大切さを学び現在の仕事でも活かされていると感じています。大学4年間はあっという間です。新潟産業大学で生きた経済を学び、最高の仲間を見つけ充実した学生生活を送りましょう!
Voice #04
大学生活は自分次第で素敵なものになります!
山﨑 紗穂 さん
新潟日産自動車株式会社勤務(2015年卒業)
私は車のディーラーで営業として働いています。営業と言っても外回りをするのではなく、主にショールームでお客さま対応をしています。大学時代は人生で最も“時間”を自分のために使うことができる4年間だと思います。私の大学時代は寝ても覚めてもダンスでした(笑)。勉強でもよし、恋愛でもよし、みなさん素敵な4年間を新潟産業大学で見つけてください!
Voice #03
頼りになる大学です
羽鳥 裕貴 さん
山崎醸造株式会社勤務(2015年卒業)
新潟産業大学では、様々な場面で友人たちや教職員の方々に助けられてきました。特に就職活動では就職課の方々に支えていただき、希望する企業に入社することができました。新潟産業大学は、他の大学に比べて人数が少なく小さな大学ですが、その分大学内での学生や教職員の方との繋がりは強く、頼りになる大学だと思います。
Voice #02
大学生という最高の瞬間をがっとに走れ!
柳 大河 さん
新潟県警察勤務(2010年卒業)
新発田市にある新発田警察署佐々木駐在所で地域の方々の安全安心の実現のために頑張っています。大学時代には企業経営コースで組織学について学び、この警察組織という中でとても役立っています。新潟産業大学は、いろいろな経験をすることができる場所なので、私のように『この大学に入って良かった!』と思える位に大学生活を楽しんでください。
Voice #01
“人”と出逢える大学
伊藤 健之 さん
株式会社イジルシ代表取締役・オーナーシェフ(1998年卒業)
この大学は、小さな街にある小さな大学です(笑)。ただ、それをどう思うか!?それをどう活かすか!?は自分次第!先生とも地元の方々とも、とことん密な関係を築けます。一番大切なのはやはり“人”ですから。“人”のことは人との関わりからしか学べない。新潟産業大学で過ごした時の経験が今の仕事に確実に活かされてますね。
卒業生への就職支援
就職課では未就職のまま卒業した方や、卒業生で再就職を考えている方などの相談に応じています。希望される方は、就職課までお越しください。
- 求人票及び資料の閲覧
- 履歴書添削・面接指導
担当部署 | 新潟産業大学 就職課 |
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住所 | 〒945-1393 新潟県柏崎市軽井川4730番地 |
Tel | 0257-24-8437 |
Fax | 0257-21-6474 |
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