令和5年4月28日(金)15時から、公開セミナー「今求められる教育と地域連携の課題」をテーマに、本学会場とオンライン視聴を併せて約70名が参加し、開催しました。
セミナーでは、北陸大学経済経営学部の山本啓一教授から「高大接続時代における大学教育のあり方」と題し、AIが急速に進化する中での人材育成や教育改革のあり方について講演をいただきました。続いて本学経済学部長 阿部雅明教授から「新潟産業大学の初年次教育改革について」と題し、社会に求められる地域のリーダーの育成を目指した基礎ゼミナール改革の具体的な取組みについて実施報告がありました。最後に、本学副学長 住吉廣行教授が「今求められる大学教育と地域連携の課題」をテーマに、松本大学における学生の課題解決力向上の取組みと地域連携活動の活用、研究と教育を統一し、大学の魅力につなげる必要性について講演しました。参加した市民や教職員は熱心にメモを取っていました。
質疑応答では、「日本の大学生のディベート力が劣る原因はなにか」という質問に対し、「間違いを恐れすぎずに、初等教育の段階から様々な価値観を許容する環境を整備することが大切」との回答があり、多くの参加者が納得した様子で聴いていました。
今後も本学の教育目標である「自ら学び、自ら考え、自ら行動する自立(自律)した人間を育てる」ための教育改革を実践し、地域の方々に広く情報を提供する機会を設けてまいります。
ご挨拶 学長 梅比良眞史
北陸大学 教授 山本啓一氏
経済学部長 阿部雅明
副学長 住吉廣行(松本大学前学長)
公開セミナー 会場の様子
「当日の公開セミナーの動画はこちらからご覧いただけます」