新潟県委託事業「新潟の産業・企業を知る講座」の一環として実施している「地域振興論」は、経済学部2年生の履修指定科目として位置付けられたコア科目であり、オムニバス形式で行っています。(担当教員:黒岩直)。
教室での講義に加え、企業の現場を目で見て学ぶことで、2年生のうちから県内就職への意識を高め、就職促進に繋げることを目的としています。フィールドワークを実施した企業は以下のとおりです。
■10月8日:「株式会社テック長沢」柏崎市でものづくりに取り組む企業であり新潟県の「地域未来牽引企業」である「株式会社テック長沢」を訪問しました。
■10月22日:「マルソー株式会社」の長岡新産SLCを訪問し、物流について学びました。
■11月5日:「株式会社阿部建設」を訪問し、阿部社長から就職活動の心構えを始めとして、働くことについてレクチャーを受け、新築された社屋を案内していただきました。
■11月19日:「石地わさび園」を訪問し、6次産業について学びました。
■12月3日:「柏崎市消防本部」を訪問し、消防士になるための条件や仕事の内容についてレクチャーを受け、消防施設を見学しました。
■12月4日:「朝日酒造株式会社」を訪れ、会社の概要について説明を受けた後、酒蔵を見学しながら工程等についてレクチャーを受けました。
それぞれの企業を85名の学生が訪問し、県内の企業や産業についてより深く学びました。また講義では各企業からエキスパート講師を招いて、就職活動に活かせる貴重な話を伺いました。これらにより、今後の就職への意識を高めることができ、就職活動の選択肢を増やすことができました。
新型ウイルスの影響の中で、当初予定していた6企業のフィールドワークをすべて実施できたことは、快く受け入れていただいたそれぞれの企業のご協力があってのことでした。この場をお借りして、深く感謝申し上げます。今後とも本学の地域実践教育にお力添えいただきますよう、宜しくお願い申し上げます。