7月20日(土)、まちかど研究室においてクロージングイベントが開催されました。第1部はまちかど研究室の活動に関わってきた商店街の方、市民の方、市役所の方、新潟産業大学と新潟工科大学の教職員等が出席しました。
最初に新潟工科大学の大川学長が「2大学が協働し、まちの活性化等のため活動を行ってきた。この小さな町に2つの大学があることはまちの将来に大きな意義がある。活動拠点は変わるが活動は継続するので、両大学に要望があればお聞かせいただきたい。」とご挨拶されました。
次に新潟産業大学の阿部地域連携センター長が「これまで活動を支えてくださった関係者の皆様に感謝する。本学は地域連携活動に力を入れており、私もまち研の活動に関わらせていただいたが、市民の皆さんと触れ合いながら活動したことは学生達の財産になった。今後も地域の皆さんのお力をお借りして、地域活性化に努めたい。」と述べました。
続いて、柏崎市企画政策課の井比課長が「平成24年から様々な活動を行っていただき、商店街だけでなく柏崎全体の活性化に繋がった。研究委託事業においても調査・分析・提案にご協力いただき参考にさせていただいた。ますます柏崎が元気になるよう力を貸して頂くとともに、両大学の活動を応援したい。」と述べました。
最後に柏崎ニコニコ商店街の小川理事長が「7年間の両大学の活動に御礼申し上げる。商店街衰退化の中、学生さんたちの活動に注目してきた。年間を通じて若い力で様々なイベントを一生懸命やっていただいた。活動拠点が離れても商店街としての協力は継続していきたい」と結びました。
その後、両大学学生がまちかど研究室の①スタンプラリー@商店街②柏崎PR動画制作③まちづくりワークショップへの参加④まち研カフェ&季節のイベント⑤留学生による異文化交流⑥柏崎市都市模型製作・展示会⑦建築模型製作ワークショップ⑧中国語・書道・似顔絵・美術に関するワークショップ⑨小・中学生学習支援⑩物品販売等の活動報告を行いました。
続いて、新潟工科大学黒木准教授が「学生による内装工事から始め、両大学共同プロジェクト、各大学ゼミ・研究室活動、市民講座の3本柱で活動を行って来た結果、市民にも認知されるブランドとなった。これからも2大学の連携活動は継続するので引き続きご支援いただきたい。」と述べました。
更に、新潟産業大学の権田講師「両大学の多くの教員や学生の協力を得て、アットホームな雰囲気でこの施設を活用してきた。県内大学の発表会においても高い評価を得た。商店街の活性化には力及ばなかったが、これまでの関係を大事に今後も頑張りたい。」と抱負を語りました。
最後に、大川学長から小川理事長に感謝状を贈呈後、まちかど研究室前で出席者全員による記念撮影を行い1部のセレモニーを終了しました。
第2部では、これまでまちかど研究室のイベントに参加してくれた小学生や保護者が来場し、クイズ、〇〇を探せ、記念撮影、あっち向いてホイ、寄せ書きの各コーナーに分かれて学生スタッフと交流し、最後にケーキを作って楽しい一時を過ごしました。
第1部の様子
第1部 感謝状贈呈 第1部 学生による成果発表
第1部 担当教員からの挨拶 記念撮影
第2部子ども向け企画の様子