今村先生の地域理解ゼミナールでは、長寿企業を訪ね、経営の秘密を探ることが目的です。新潟県は100年を超える長寿企業の比率が国内で最も高いです。春学期は浪花屋(旅館業・創業120年)、朝日酒造株式会社(酒造業・創業191年)、池田屋(製菓業・創業125年)の3社を視察しました。
学生からは「固定概念にとらわれず時代に合わせた取捨選択をし、常に創造していくことの大切さを知りました。」「守るだけでは長寿企業にはなれず、思い切りの良さと新たな挑戦を生む柔軟な思考と行動力が必要だと思いました。」と感想を述べていました。
地域と歴史に根ざしながらも時代と環境変化を先取りし、事業革新に果敢にチャレンジする地元企業を知り、学生からは活発に質問がなされ、興味深い聞き取りができました。
今後も地域企業経営分野では長寿企業の秘密を探ります。