日本経済論(第8回講義)
教科書は塚崎公義著「一番わかりやすい日本経済入門」河出書房新社, 820円+消費税
令和の時代、新潟産業大学経済学部江口准教授は「日本経済論の教科書を買っていない経済学部の学生」に単位を出すことは基本的にあり得ない。
今週の授業
- 家計調査とは。
- 平均は3人暮らしで28万2千円の消費支出
- 金融資産は全体では「平均1820万円、普通の世帯(中央値)は1064万円」、高齢者世帯は2363万円、、
- 勤労世帯は「平均1290万円、普通734万円」
- 所得格差よりも資産格差の方がはるかに大きい
人生にかかるお金
- 人生は「養ってもらう期間」、「稼ぐ期間」、「リタイヤ後の期間」
- 社会にでるまでに2000万~4000万
- 老後(65歳以降)「夫婦二人で月25万円の消費支出」という生活を90歳台まで送るためには1億円必要
(・・・ただしこれは、「もらう年金を合わせて1億」ということであり会社を定年退職したときに1億円ためこんでおかなくてはならない、ということではない。)
次回の授業(6/17)までに受講者のやるべきこと
1)教科書の92-99ページと、132-139ページを読む(授業の復習として)
2)教科書の100ページから131ページまでを読む(授業の予習として)
http://www.nsu.ac.jp/official/fa/eguchi/index.html